便利で愉しい自転車のある暮らし
我が家では自転車をこんな風に愉しんでいます
大阪市城東区で古い長屋を改修してお住まいの森田さんご家族。恭平さんは、コロナ禍以降、電車通勤から自転車通勤に変更。「通勤時間は約20分。電車の場合と時間はさほど変わりません。まち並みを見ながら自転車を走らせていると、今日はこれをしよう、あれはどうだったかなと、自然と頭の中で仕事のウォーミングアップになります。自転車での通勤時間が、今では、オンオフを切り替える良いリフレッシュタイムになっています。」と仕事への効能も感じているそう。
奥様の弥央さんは、日々の買い物、週2回の子どもの習い事への送迎の際に自転車を活用。「どちらも往復20分くらいの距離なので、小回りがきく自転車がちょうどいいです。」長女(5歳)も自転車を乗りこなし、長男(2歳)は、お下がりのストライダーで練習中だ。
またコロナ禍では月に一度、家族全員で堀江にある美容院まで自転車に乗って出かけるのが数少ない楽しみになっている。「新しいお店がオープンしていたり、ビルが建ったりなど、毎回、まちの変化を発見する楽しみがあります。大阪のまちはコンパクトで、坂も少なく走りやすい。下町を抜けた先にビジネス街があったり、同じ都心でも船場や堀江など近い距離でも雰囲気が違ったりと、多様さが入り混じった風景は大阪ならではの面白さ」と恭平さん。都市暮らしだからこそ活かせる自転車の愉しみ方は、参考にしたいですね。