新たな地域コミュニティを生み出す空家活用
地域に開かれた空家活用のための改修工事に補助制度があることを知っていますか。
これまで、この補助を利用して改修された空家では、子ども食堂、畑作業を通じた食育活動、さをり織り体験やシニアスマホ講座など、様々な活動が行われ、新たなコミュニティの創出や、まちの魅力向上に繋がっています。
ここでは、実際に活動を行う非営利団体のみなさんの声をご紹介します。
ご紹介する非営利団体
はたけもりHATA.Lab×COME.Lab(生野区)
東三国ここコミュ(淀川区)
お風呂deサロン(阿倍野区)
Q.地域に開かれた空家活用について周囲の方の反応は?
A.しばらく空家にしていた実家の改修を始めたことで、子どもの頃の友人や父母の知り合いというご近所の方が工事中にのぞきにこられ、思い出話をして帰られることが何度かありました。実際に活動を始めて、ご近所さんや知人には、いい場ができたと喜んでいただいています。(はたけもり)
A.これまで地域で気楽に使用できるコミュニティスペースがなかったことから、子どもたち・若い世代に非常に喜ばれています。小学校・中学校・保育所ともつながりができ、地域で子どもたちの見守りに役立っていると思います。(ここコミュ)
Q.改修においてこだわった点は?
A.防音・断熱性を考慮して内窓を設置しました。また、居心地のいい空間をつくるため、明るくカラフルな壁紙にしています。(ここコミュ)
A.車椅子の方ができるだけ手伝い無しで過ごせるよう、手すりの位置などを工夫したバリアフリーにしました。(お風呂deサロン)
Q.これからの活動予定は?
A.そば打ちが得意なスタッフがいるので、そば打ち会をしてみたいです。また、高齢者や障がい者を対象に、将来の不安について相談できるイベントをしてみたいです。(お風呂deサロン)
大阪市空家利活用改修補助事業
子ども食堂や高齢者サロンなど、地域まちづくりを活性化するための改修工事等にかかる費用の一部を補助します[地域まちづくり活用型]。
また、これから居住する空家の省エネ化やバリアフリー化など、住宅の性能向上に資する改修工事等も補助の対象となります[住宅再生型]。
詳しくは大阪市ホームページをご覧いただくか、受付窓口までお問い合わせください。
受付窓口:大阪市立住まい情報センター4階5番窓口 06-6882-7053