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開催終了

夏休み企画 昭和のくらし探検!—懐かしい日常のモノ語り—

2008年7月19日(土)〜2008年8月31日(日)

大阪くらしの今昔館では8階企画展示室にて、昭和30年代ごろの道具にスポットを当てる展覧会を開催します。ちゃぶ台、黒電話、手でハンドルを回して洗濯物を絞る洗濯機や、ウサギの耳のような形のアンテナがついたテレビ、毎時「ゴーン」と鳴る振り子時計・・・。

当時を知っている人には懐かしく、当時を知らない子どもたちには目新しい。そんな昭和の道具が盛りだくさんの展覧会です。会期中には、昭和の道具について、当時を知っているボランティアの方々にお話しを聞くイベントを開催。ぜひ、この夏休みは、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、友だち同士お誘い合わせの上、ご来館ください。きっと、素敵な「懐かしい日常のモノ語り」に出会えるはず。

<協力>
北名古屋市歴史民俗資料館〔昭和日常博物館〕

<入館料>
企画展のみ300円
企画展+常設展
一般:800円(団体740円)
学生:500円(団体470円)

■子ども向けギャラリーツアー
「聞いてみよう!むかしの道具のモノがたり」
今も使っているあの道具やこの道具は、ちょっと昔はこんな形でした。どういうふうに、どんなときに使っていたんだろう。今と使い方はちがうのかな?おじいちゃん、おばあちゃんに教えてもらって、かんがえてみましょう。日程:平成20年7月21日、27日、8月3日、10日、24日
時間:いずれも13:30〜
対象:小学生
参加費:無料
定員:各回20名
会場:企画展示室

■開催記念シンポジウム
「博物館を活用した地域高齢者ケアの可能性」
 高齢化社会が急速に進行している今日、高齢者の生活を高め、豊かに過ごすためのケアとして、かつての生活を思い出し語り合う「回想法」が注目され、医療や介護、地域福祉などの現場で取り組まれています。一方、博物館でも高齢化社会におけるあり方が模索されており、その一つに回想法を取り入れた活動があります。これは博物館がもっている実物資料を回想法に活用しようとするもので、北名古屋市(旧師勝町)歴史民俗資料館の試みはその先進的な例として知られています。
 当館でもこれまで、大阪市立大学生活科学部・大阪市立弘済院と協力して高齢者向けのプログラムを検討してきました。このたびの夏休み企画「昭和のくらし探検!—懐かしい日常のモノ語り—」も、北名古屋市歴史民俗資料館の協力のもとに開催するものであり、これを機に、地域の高齢者ケアに対して博物館がどのように関わることができるのかを考えてみたいと思います。
 シンポジウムでは、回想法の第一人者である野村豊子氏(東洋大学教授)と、博物館を活用した回想法を先進的に取り組んでこられた市橋芳則氏(北名古屋市歴史民俗資料館学芸員)をお迎えし、具体的な内容を紹介していただくとともに、会場の参加者の皆さんと活発な意見交換をしたいと思います。多くの方のご参加をお待ちしています。
日時:平成20年7月18日(金) 15:00〜16:30
パネラー:
・野村豊子氏(東洋大学ライフデザイン学部教授)
・市橋芳則氏(北名古屋市歴史民俗資料館〔昭和日常博物館〕学芸員)
主催:
・大阪市立住まいのミュージアム
・大阪市立大学生活科学部(QOLプロモーター育成による地域活性化プログラム)
会場:住まい情報センター3階ホール
参加費:無料