ページの先頭へ
開催終了

企画展 ちょっといい 昔の暮らし

2019年12月16日(月)〜2020年2月14日(金)

みどころ
・大坂の屋敷の台所を模して特注で制作された特大のミニチュア台所
・当時の家庭雑誌「暮しの手帖」を生活道具とともに紹介
・ダイヤル式電話機など、触って昔の道具を体験できるコーナー

調理と食事、衣類の手入れ、住まいを整えるなど、家事は今も昔も家庭内で日々行われています。生活に使われる道具は、高度経済成長期に電化製品が普及し、より便利に効率的な生活となるように改良されていきました。現代においてはあえて自動化せずに、鍋でご飯を炊くなど手間ひまをかけて生活を楽しむ「ていねいな暮らし」という言葉も生まれ、それぞれの家庭の暮らし方は多様になりました。
昔の暮らしは、どのようなものだったのでしょうか。電気・ガス・水道の整備や生活道具の変化だけでなく、家族の形態や家庭の機能も大きく変化しています。例えば、職住が一致していた時代には、従業員も住み込みで家族とともに暮らすため、大きな台所にたくさんの食器が必要でした。また、来客に備えて住まいには座敷や客間を設けており、膳や座布団なども多数そろえておくことが当たり前でした。しかし、そういったふだんの暮らしというのは記録に残りにくいものです。その一端を、大阪くらしの今昔館が所蔵する生活道具を展示することを通して紹介します。商業都市として栄えた大阪で育まれた豊かな生活文化までをのぞいてみませんか。

会 期:2019年12月16日(月)〜2020年2月14日(金)
休館日:毎週火曜日、年末年始(12月29日〜1月2日)

開館時間10時〜17時(入館は16時30分)
 
会  場:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)企画展示室
住 所:〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目4-20 住まい情報センタービル8階

入 館 料: 企画展のみ300円
        常設展+企画展   一般800円(団体700円)
        高・大生500円(団体400円)(要学生証提示)
*団体は20名以上 *年間パスポート、大阪周遊パスで入場可。
*中学生以下、障がい者手帳等持参者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明書提示)。

交  通:Osaka Metro堺筋線・谷町線「天神橋筋六丁目駅」3番出口から直結
     JR大阪環状線「天満」駅から北へ650m


☆☆☆お知らせ 足踏みミシンの実演☆☆☆
毎週土曜日 13時から15時頃
展示中の足踏みミシンを使って、ボランティア町家衆が縫物をします。
足踏みミシンの音や動きもお楽しみください。