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開催終了

企画展「天神祭と都市の彩り」

2023年7月8日(土)〜2023年9月3日(日)

 大阪で最大規模の都市祭礼である天神祭。菅原道真公を奉戴した御鳳輦(ごほうれん)が壮麗な渡御の行列とともに氏地を巡る様子は、古くから様々な書物の中で取り上げられており、江戸時代には色彩豊かな錦絵などを通じて、その賑わいが全国へと伝えられました。元禄年間(1688年~1704年)以降になると、御旅所(おたびしょ)周辺の町々では当時人気を博していた歌舞伎や浄瑠璃の登場人物などを題材にした絢爛豪華な御迎え人形が作られるようになり、天神祭の演出は一層華やかさを増してゆきました。江戸時代後期には50体を超えていたとされるこれらの人形は、祭りの日にあわせてそれぞれの町角で飾り立てられた後、氏子や崇敬者の仕立てた船に載せられ、船渡御の一行を奉迎する役割を担っていました。

 本展では現存する御迎え人形(大阪天満宮蔵・大阪府指定有形民俗文化財)の一部をはじめ、大阪天満宮が所蔵する天神祭に関する貴重資料を公開します。また、今昔館のコレクションの中から納涼や夏祭りにちなんだ絵画作品などをあわせて展示し、円熟した町人文化のもとで育まれてきた都市祭礼の伝統とその魅力を紹介します。

 

ご盛況につき、本セミナーの申込受付は終了しました。ありがとうございました。

・関連講演会「高島幸次さんに聞く ほんまもんの 天神祭」(有料)

 日時:令和5年7月9日(日)13:30~15:30

 講師:高島幸次氏(大阪天満宮文化研究所所長)

開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
閉  館  日:毎週火曜日(7月25日を除く)


主  催:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)
会  場:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)企画展示室
     〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目4-20 住まい情報センタービル8階

入  館  料:企画展のみ 3 0 0円
        常設展と企画展 一般8 0 0円(団体7 0 0円)高校生・大学生5 0 0円(団体4 0 0円)(要学生証提示)
     (注)団体は2 0名以上
     中学生以下、障がい者手帳・ミライロID等提示者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は
     無料です。

交  通:大阪メトロ堺筋線・谷町線、阪急電鉄「天神橋筋六丁目」駅3番出口から直結、
     JR大阪環状線「天満」駅から北へ650m