この度、シンポジウム「美しい日本の暮らし・秋」を以下のとおり実施することとなりましたので、お知らせいたします。この事業は、文化庁から委託を受け、公益財団法人山本能楽堂が企画・運営し、大阪市立住まいのミュージアムが共催で実施する「二十四節気七十二候〜暮らしをいろどる生活絵巻〜日本人ってすごい!」の一環としておこなうものです。
(開催概要)
わたしたち日本人は古来、自然への畏敬の念をいだきながらも、自然と共存・共生し、日常の暮らしの中に四季折々の自然を取り込み、その移ろいを細やかに感じながら生活を楽しんできました。
このシンポジウムでは、そのような暮らしの中で生れた日本人の民族衣装である「和装」を中心に「住まい」「茶道」をキーワードとして今日的な視点で和装の魅力をひもときます。日常の生活の中でふだん着であった和装の多様性や面白さ、さらにハレの日の和装をかつての花嫁行列から学び、日本人の生活の中での和装の広範性や重層性について考えます。
なお、シンポジウムでは花嫁行列の動画を上映し、明治〜大正時代の花嫁衣裳を展示します。
◇基調講演
「生活を楽しむ日本人の暮らし・秋」 大阪くらしの今昔館 館長 谷 直樹氏
◇事例報告
「茶の湯の季節感」 森 雅子氏 大徳寺玉林院
「和装がふだん着だった頃」 深田 智恵子氏 大阪くらしの今昔館
◇まとめ
「美しい都市のくらしと創造性 」
佐々木 雅幸氏(文化庁文化創造アナリスト 大阪市立大学名誉教授)
日 時: 令和2年11月29日(日) 10:30〜12:30
主 催: 文化庁 (令和2年度戦略的芸術文化創造推進事業「生活文化振興等推進事業」)
共 催: 大阪市立住まいのミュージアム(愛称・大阪くらしの今昔館)
企画・運営: 公益財団法人 山本能楽堂
会 場: 大阪市立住まい情報センター 3階ホール 大阪市北区天神橋6丁目4-20
参加費: 無料
定 員: 150名(先着順)
問合わせ先: 大阪くらしの今昔館 電話 06-6242-1170
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シンポジウム「美しい日本の暮らし・秋」の開催について
2020.11.12
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