ただいま、8階企画展示室にて「道具の今昔物語—明治・大正・昭和の道具たち—」が開催中です。
ここ100年ほどの間に、わたしたち日本人のくらしは目覚ましい変化をとげました。ほんの数十年前には当たり前だった蚊帳や洗濯板、ブラウン管テレビ、黒電話などは、今や小学校の教科書で勉強するものになり、日常で目にすることはありません。
この展覧会では、明治期から昭和40年代の生活道具を中心に展示し、道具の移り変わりを紹介しています。年代を追って道具を見ていただくだけでなく、昭和30年代の茶の間の再現や、当時の雑誌「暮しの手帖」の記事などから、当時の生活の様子を身近に感じていただけるのではないでしょうか。
実際に道具にさわることができる体験コーナーもあり、子どもたちには特にダイヤル式電話が人気です。海外からのお客様には畳と蚊帳が喜ばれているようです。
展示室では、友人同士で懐かしそうにお話しされている姿や、おじいちゃんおばあちゃんがお孫さんに道具の使い方を教えてあげている姿をよく見かけます。
もちろん、おひとりで長時間じっくり観覧されている方もいらっしゃいます。
企画展「道具の今昔物語—明治・大正・昭和の道具たち—」は、2月17日(金)まで。
ぜひご家族で、ご友人同士で、お一人で、懐かしい道具の数々を見に来てください。
企画展「道具の今昔物語」開催中
2017.1.18
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