ページの先頭へ

収蔵資料紹介「浪花行事十二月 霜月 番船」 二代貞信 作、昭和14(1939)年

お知らせ

当館の所蔵資料「浪花行事十二月」には、江戸時代の浪花の年中行事風俗が旧暦の月ごとに描かれています。今月ご紹介するのは、旧暦11月(新暦12月)の行事「霜月 番船」です。



大坂から江戸へ新綿や新酒を送るため、到着する順番を競った廻船を称して新綿番船・新酒番船と呼びました。本図は安治川岸の切手場に切手(参加証)を受取りに来た船頭の乗る上荷船と、それを見物する多数の屋形船や住吉講など群衆の祭騒ぎの様子を描いた場面です。

一覧ページに戻る