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特別展「中井大和守の建築指図」がはじまりました

お知らせ

7月23日(土)より、特別展「中井大和守の建築指図—世界遺産をつくった大工棟梁—」が始まりました。
重要文化財「大工頭中井家建築指図」は江戸時代の大工頭・中井大和守と配下の棟梁衆が作図した建築設計図です。中井大和守がつくった建物は、大阪城、江戸城、二条城、名古屋城、京都御所、清水寺、知恩院、北野天満宮、方広寺など日本を代表する建物で、現存する作品の多くは国宝や世界遺産になっています。建築指図の多くは300年以上の年月を経て、破損が進んでいました。そこで平成25年度から3ヵ年にわたって、国庫補助と住友財団の助成による保存修理を行いました。
この展覧会では、修理された建築指図を中心に「大工頭中井家建築指図」を一堂に公開し、日本建築の意匠と技術の真髄に迫ります。





特別展「中井大和守の建築指図—世界遺産をつくった大工棟梁—」は、8月28日(日)まで。
ミクロ単位で修復された精緻な建築絵図の数々を、ぜひ会場で、ご自分の目でお確かめください。

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